リッチー・リッチ
リッチー・リッチ
-

リッチー・リッチ

1995年3月25日公開、95分、コメディ
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    2
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

総資産700億ドルという世界一の資産家の御曹司が、一族乗っ取りの陰謀を企む悪漢たちと対決するコメディ。主人公一家のリッチぶりを表現する超オーバーな描写の数々が笑わせる。一家の邸宅としてロケーション撮影されたのは、ノース・カロライナ州のアッシュビルに実在する広さ8000エーカーの大邸宅。監督は「ミスティック・ピザ」「ラブリー・オールドメン」のドナルド・ペトリー。ハーヴェイ・コミックスの同名漫画をモチーフに、「フリント・ストーン モダン石器時代」「メジャーリーグ2」のトム・S・パーカーとジム・ジェニウェインのコンビが脚色。製作は「リーサル・ウェポン」「ダイ・ハード」の両シリーズや「未来は今」などのジョエル・シルヴァーと、「ザ・ファーム 法律事務所」「ウォーターワールド」のジョン・デイヴィスの大物プロデューサー2人。撮影はドン・バージェス、音楽は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のアラン・シルヴェストリ、美術はジェームズ・スペンサー、編集はマルコム・キャンベル、衣装はリサ・ジェンセンがそれぞれ担当。主演は「ホーム・アローン」2部作や「ゲッティング・イーブン」などキッズ・コメディの第一人者、マコーレー・カルキン。共演は有名なイギリスの舞台俳優で「カラヴァッジオ」などにも出演しているジョナサン・ハイド、「靴をなくした天使」のエドワード・ハーマン、「マイ・ガール2」のクリスティン・エバソール、「ラジオタウンで恋をして」のジョン・ラロケットら。キャスティングに当たり、カルキンの小ささが際立つように背の高い俳優ばかりが選ばれた。またスーパーモデルのクローディア・シファー、元大リーガーのレジー・ジャクソンが特別出演している。

配信で観る

ストーリー

世界一の資産家リッチ家の御曹司リッチー(マコーレー・カルキン)は、パパのリチャード(エドワード・ハーマン)とママのレジーナ(クリスティン・エバソール)の愛に包まれて、何不自由なく育った。何千エーカーもの土地は彼の野球の練習場で、野球のコーチには現役の大リーガーが、毎朝のエアロビクスの指導には世界で五本の指に入るスーパーモデルが当たる。庭にはジェットコースターが置かれ、広大な屋敷の中にはマクドナルドまであった。リッチーは、同年代の友達以外は何でも手中にあった。そんな時、リッチ産業の重役、ローレンス・ヴァンドー(ジョン・ラロケット)が会社乗っ取りの計画を進めていた。家族旅行に出発したリッチ家の自家用飛行機に時限爆弾が仕掛けられたが、リッチ夫妻は運良く海上に不時着し、救命ボートの上でワインの祝杯を上げた。一方、リッチーは、旅行よりも町で知り合い、生まれて初めて友達になったグローリア(ステフィ・ラインバーグ)たちとの遊びを選び、飛行機には乗らなかった。ヴァンドーが社長不在の中で緊急役員会議を開き、会社の主導権を握ろうとする。リッチーは社長代行として小学校に通いながら社長業にも精を出すことに。目論見をくじかれたヴァンドーは、リッチ家の忠実な執事キャドベリー(ジョナサン・ハイド)をリッチ夫妻殺害犯人に仕立て、執事は刑務所に送られた。ヴァンドーとその一味はリッチ家の屋敷を乗っ取る。リッチーは年中珍奇な発明ばかりしているキーンビーン教授(マイケル・マクシェイン)の力を借り、キャドベリーを脱獄させる。リッチーはグローリアのパソコンで、パパとの専用通信システムとアクセスして両親が生きていることを知るが、ヴァンドーも夫妻の無事を知り、彼らをひと足先に捕まえて屋敷に監禁する。リッチーはキャドベリーや教授、グローリアたちの助けを借りて屋敷に乗り込み、両親の奪回作戦を開始。ヴァンドーは夫妻に隠し金庫に案内させるが、裏庭にあるリッチモウ山全体が金庫になっていた。だが、中には夫妻の思い出の品ばかりで現金は銀行に預けていることが判明。怒ったヴァンドーは夫妻と救出に来たリッチーの命を狙う。歴代の大統領の顔が彫られたラシュモアよろしく壁面にリッチ家の人々の巨大な顔が彫られた山で、ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」ばりの戦いか展開するが、全員で力を合わせて敵をやっつける。事件は一件落着し、リッチーは両親やたくさんの友達に囲まれて野球を楽しんだ。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Richie Rich
製作年
1994年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1995年3月25日
上映時間
95分
製作会社
シルヴァー・ピクチャーズ(製作協力*デイヴィス・エンターテインメント・グループ)
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社