ヤム・ヤム・ショウ
Suzan
大金持の後宮において幼年期より性の技巧を教えこまれた女達の性の交渉を描くポルノ。監督はヤン・チュン、撮影はチャン・ヤオ・チュー、音楽はジョゼフ・クーが各々担当。出演はヤム・ヤム・ショウ、タニー・チュー、ヤン・チュン、ウォン・ライなど。日本語吹き替え版。
正徳帝が主権を握った明朝の中期、それは、放埒な不道徳がまかり通る時代であった。紅燈の巷は文字通り快楽の園となっていた。ここの精華楼のスーザン(Y・Y・ショウ)は美しい乙女で、ワン(Y・ヤン)という学生に恋していた。金の権力でチェン(Y・チュン)の第二夫人にされたスーザンは、急死したチェンのことで有罪の判決が下される。検察官に出世して町に戻ってきたワンは、再吟味を命ずる。検死の結果、心臓発作で死んだことがわかり、スーザンは自由の身になった。しかしワンに、結婚を拒まれ、かつて愛をかわした場所で首をつり、自殺してしまう。
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