マルチェロ・リベーロ
Hugo
娼館で暮らす少年の、性への目覚めを描く。製作はアニバル・マッサイニ・ネト、監督・脚本・主演はウォルター・ヒューゴ・コーリ、撮影はアントニオ・メリアンデ、音楽はロゲリオ・デュプラが担当。出演はマルチェロ・リベーロ、ヴェラ・フィッシャーほか。
一九三七年、サンパウロ。娼婦館のファースト・レディーである母(ヴェラ・フィッシャー)を訪ねてやって来たヒューゴ少年(マルチェロ・リベーロ)は、館の女たちから誘惑される。それを見て嫉妬を覚えた母親は、いつしか自分の息子に母親として以上の愛情を感じていることに気付く。やがて二人は、禁断の一夜を過ごすのだった。
[c]キネマ旬報社