キャロル・アルト
Sandra
愛しながらも別れた一組の男女の愛の行方を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはトニー・レニス、製作はピオ・アンジェレッティとアドリアーノ・デ・ミケーリ、監督・原案・脚本はエンリコ・オルドイーニ、共同脚本はリリアーナ・ベッティとパオロ・コステッラ、撮影はジュゼッペ・ルッゾリーニが担当。出演はキャロル・アルト、ルカ・バルバレスキほか。
ある雨の日、女医のサンドラ(キャロル・アルト)と大喧嘩して家を飛び出したパオロ(ルカ・バルバレスキ)は、街のビリヤード場で出会ったハスラーのリサ(ブリジット・ニールセン)と恋におち、やがてサンドラとパオロは離婚、サンドラも同僚のマルチェロ(ジェーソン・コネリー)と同棲を始める。それから一年、サンドラとパオロは思わぬ偶然の再会に、ついつい情事を交わしてしまう。さらに彼女への未練が断ちきれないパオロは、バカンスに出かけるサンドラとマルチェロを追って、自分もリサとともにモーリシャスへ出かけ、偶然を装いリサとマルチェロを結びつけ、サンドラとよりを戻そうと画策するが失敗に終るのだった。さらに二年たったある日、マルチェロとの結婚を控えたサンドラは、リサと別れて一人だというパオロと再会し、心の動揺を感じる。そしてマルチェロとの結婚を放棄してパオロのもとに飛び込むサンドラであったが実は、彼はリサとは別れてはいなかった。彼の嘘にうんざりしたサンドラは、パオロを冷たく追い返す。そんなとき、パオロが交通事故に巻き込まれる。思わず彼に駆け寄るサンドラ。今改めてサンドラとパオロの新しい愛の道が始まるのだった。
監督、脚本、原案
脚本
脚本
製作
製作
製作総指揮
撮影
編集
字幕
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