ホセ・フェラー
Cowan
ウィル・トレンパーとジム・ヘナガンの原案をヴィクトル・ヴィカスが脚色、ロルフ・ヘードリックが監督した戦時ヒューマニズム・ドラマ。撮影はロジェ・フェルー、音楽はクロード・ヴァソーリが担当した。出演は「アラビアのロレンス」のホセ・フェラー、「白い巨象」のショーン・フリン、「シベールの日曜日」のニコール・クールセルル、ほかにジェス・ハーン、ヨゼフ・ヤーデン、ハンス・ヨアヒム・シュミーデルなど。
ストーリー
米軍はソ連及び東独側と協定を結び、ベルリンと西独を繋ぐ鉄道に軍用列車を走らせている。ノバック中尉（ショーン・フリン）指揮の列車には、コウワン（ホセ・フェラー）という新聞記者、国務省高官付きの看護婦キャシー（ニコール・クールセルル）、新婚早々の米軍伍長カリンとその妻などが同乗していた。列車が通過列車待ちの一時停車をしたとき、バンナー（ハンス・ヨアヒム・シュミーデル）という東独の青年が亡命を目的にとび乗り、キャシーが彼を匿った。その事実を知ったコウワンは記者の勘で彼を発見してしまった。検問所に来た。ソ連側に亡命者のある情報をつかまれていた。やがて事実を知った中尉はベルリンの司令部に処置を仰いだ。乗客たちは米ソ両軍の対立に好奇の眼を向けた。やがて司令部からある少佐が着き、あくまで亡命者の事実を否認する態度にでた。だが、闇にまぎれて逃亡を企てたバンナーの無謀な計画が失敗し少佐は事態を円満に解決させるためソ連側に出向き、平和的に話を持っていったのでソ連側も不問に付そうという気配がみられたが、この事件がベルリンの新聞に大きく報じられたことから水泡に帰した。ニュースはコウワンが流したのだと激怒した少佐も事実はすれ違った列車の乗客の口から漏れたと知ったが、いずれにしても絶対命令がベルリンから届いた以上、西独の家族に会いたい一心だったこの不幸な青年をソ連側に渡さねばならなかったのだった。
キャスト
ショーン・フリン
Lt. Novak
ニコール・クールセル
Kathy
ジェス・ハーン
Sgt. Torre
ヨゼフ・ヤーデン
Russ. Major Menschikov
ハンス・ヨアヒム・シュミーデル
Banner
クリスチーネ・シュミットマー
Karin
Joy Aston
Mrs. Adams
Fred Dur
Major Finnegan
スタッフ
監督
ロルフ・ヘードリック
原案
ウィル・トレンパー
原案
ジム・ヘナガン
製作
レイ・ヴァンチュラ
製作
ハンス・オッペンハイマー
撮影
ロジェ・フェルー
音楽
クロード・ヴァソーリ
脚色
ヴィクトル・ヴィカス
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Stop Train 349
- 製作年
- 1964年
- 製作国
- フランス 西ドイツ
- 配給
- アライド・アーチスツ
- 初公開日
- 1965年4月
- 製作会社
- オッシュ・プロ＝ハンス・オッペンハイマー・プロ
- ジャンル
- 戦争
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
