モンブランの怒り:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
モンブランの怒り
モンブランの怒り
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モンブランの怒り

1953年8月8日公開
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オーストリーの山岳メロドラマ一九五一年作品。主演女優のダグマー・ロムはオスロの本年度冬季オリンピックで入賞したスキー選手でもある。総指揮はフランツ・ホフマン。脚本と監督はハラルト・ラインル、撮影ワルター・リムル、音楽はジュゼッペ・ベッチェというスタッフ。出演者はロムをはじめ、ディートマール・シェーンヘル、バルドゥル・ホーエンバルケン、オスカー・ジマら。

ストーリー

モンブランの氷河地帯で若いフィゴ中尉(D・シェーンヘル)は、阿片密輸のギャング団を逮捕しようと、部下とともに活躍していた。彼にはモニカ(D・ロム)という許婚があったが、見むきもしなかった。たまたまモニカの所に学校時代の男友達ハンス(B・ホーエンバルケン)が訪れ、二人はスキーでフィゴの所へ出かけた。だが途中モニカは足を挫き、ハンスは彼女をホテルに運んだ。夜更けまで二人が語り合ううち、ハンスはモニカに惹かれるようになったが、彼女に許婚があることを打明けられて、夜半一人ホテルを去った。その夜ホテルに殺人事件があり嫌疑はハンスにかかった。フィゴもハンスを犯人と思って追跡した。モニカは二人のあとを追い、誤って氷河の亀裂におちこんだ。フィゴとハンスは力をあわせて彼女を救助し、ハンスの殺人犯の疑いは解けたが、フィゴはハンスがモニカを愛していることを知った。二人の男は決闘に及ぼうとするが、モニカがハンスへの思慕を捨て、フィゴのもとへかえったので、すべては無事解決した。

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作品データ

原題
Nacht am Mont Blanc
製作年
1951年
製作国
オーストリア
初公開日
1953年8月8日
製作会社
ホープ・フィルム


[c]キネマ旬報社