ルチアノ・アルベルティーニ
Sansonu
アルベルティーニ氏が一座を連れてドイツへ渡り製作した曲馬劇シリーズの一つで、演出撮影法等多分に新味を取り入れてある。無声。
曲馬団の花形サンソニアは、一座のエヴァが彼女の情夫ゴダニ男爵を殺したと誤信し、彼女を助けるため自らその犯人と名乗って出で、護送される途中助手のパタタに助けられて逃れ、レクライオ曲馬団に覆面の軽業師となった。一座のマリアは彼と恋仲となる。サンソニアを慕うエヴァはここへ来たがその思いの遂げられぬを知るやサンソニアを警察へ密告した。サンソニアは捕えられたが、公判の結果真犯人は猿のヂャックと判り、サンソニアは放免されてマリアと結婚する。
Sansonu
Patata his assistant
Carlo Beltrani
Eva
Baron Godani
Maria Belmonte
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