ポーラ・ネグリ
Yvette
ルビッチュのドイツ時代のものとしては最期のもの。俳優ではアルフレッド・アベル氏が儲け役でもあり独りで光っている。ポーラ・ネグリだとて渡米後に比べれば遥かに溌剌としているが。無声。
パリの場末のカフェに巣食う売笑婦であるイヴェットは偶然にも青年音楽家アドルフ・ルデュックに遭遇して始めて誠の恋を覚える。アドルフの母や、その友人ガストン等の、二人の中を割こうとの空しい努力の後に二人は完全なる幸福に生きる。
Yvette
Louise
Madame Vasal
Adolphe Leduc
His Mother
Gaston
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