メアリー・カー
Nellie_Wayne
サタデイ・イヴニング・ポスト誌に連載されたアール・ダー・ビッガーズ氏作の小説に基づき、「母よ何処」等と同じくサール・ドウリー氏が監督した。主役は「オーバー・ザ・ヒル」主演のメアリー・カー夫人、「冬来りなば」のパーシー・マーモント氏、「名家の秘密」のエドワード・アール氏等である。
ニューヨーク劇壇の花形ネリー・ウェインは一座の二枚目俳優トム・ケリガンと、作者チャールズ・ファーリンの二人から恋されたが、彼女はファーリンと結婚した。年月は流れた。ネリーの夫は死んでしまい、彼女の娘メアリーはジョー・カージャーと言う怠け者と結婚し、ネリーは窮乏の淵に沈んでいた。ネリーは就職口を捜した歩いたが、今は誰も対手になってくれるものは無かった。一日彼女はトム・ケリガンに偶然逢い食事を一緒にした際昔の支配人であったルウ・ゴーマンが今は映画製作者として成功しているのに逢い、彼女は一計を案じて亡き夫の遺した「運命」と言う戯曲をゴーマンに売りつけ、その映画の主役女優に採用されて一家は初めて喜びに溢れた。
Nellie_Wayne
Tom_Kerrigan
Mary_Karget
Lou_Gorman
P._T._Barnum
Claude_Benson
Charles_Farrin
Jack_Graham
Joe_Karger
Madge_Foster
Augusta_Karger
Mark_Twain
Genral_Grant
Augustin_Daly
[c]キネマ旬報社