ハリー・ピール
Harry Peters
ドイツ活劇俳優ハリー・ピールの第百回出演映画で、マックス・キミッヒ原作脚色主演者ピール監督に成るもの。相手役は新進のズジ・ランナーが勤め、「モード巴里」のヒルデ・ヒルデブラント、「セロ弾く乙女」のハンス・ユンカーマン、「戦艦エムデン」のルイス・ラルフ等が助演している。撮影はエワルト・ダウブの担任である。
ストーリー
ハリー・ペーテルスはサーカス「テメヴォリ」のスターである。彼はインド王侯の扮装で動物を駆使して喝采を博していた。孤児のハラ・シュトルという娘はハリーに養われ、後見されていたが、舞台では彼の相手役を勤め、いつしかハリーを恋い慕う様になった。或日ハリーの許に旧友ホーファーが訪ねて来た。ホーファーはヘラの幼年時代を知っていて奇遇に驚くとともに、ヘラがハリーを恋し、ハリーがこれを知らずに子供扱いにしているのを見て取った。そしてハリーは有閑婦人ヴェラ・レアンダーと爛れた恋に陥った。彼は自分の芸も動物達も忘れ、ヘラの誕生日さえも忘れさせてしまう。ヘラが出奔を決心した晩、ハリーはぶらんこから落ち、巨象ジューボーのお蔭で助かる。ハリーはなおもヴェラの誘惑に陥ろうとしたが、白馬ミラの危急を聞いてサーカスに戻った。しかし其の時はヘラが姿をくらました後だった。ヘラが居なくなってハリーは初めてヘラを愛している事を気づいた。そして親友ホーファーの許に居るヘラを迎えてハリーは結婚した。
キャスト
ズジ・ランナー
Hella Stoll
ヒルデ・ヒルデブラント
Vera Leander
ルイス・ラルフ
Morelli
ハンス・ユンカーマン
Franz Hofer
ブルーノ・ツィナー
Helmer
ハンス・フォン・ゼドリッツ
Director Philips
Ernst G. Schiffner
Property Man
グスタフ・プッティヤー
Fritz
エリッヒ・ウォルター
Jean
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Artisten
- 製作年
- 1934年
- 製作国
- ドイツ
- 配給
- PCL
- 初公開日
- 1934年
- 製作会社
- アリエル
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
