4人の若い男女の激しい愛憎と心のかけひきを描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはマラン・カルミッツ、製作はジャン・ルイ・ポーチェ、監督は「ラ・ピラート」のジャック・ドワイヨン、脚本・台詞はジャン・フランソワ・ゴイエとドワイヨンの共同、撮影はウィリアム・ルプシャンスキー、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はジャック・ボナフェ、アン・ジゼル・グラスほか。
ストーリー
妻イザベル(アン・ジゼル・グラス)の誕生日に彼女の実家に招待されたブリュノ(ジャック・ボナフェ)は、妻の両親(アンリ・ヴィルロジュー、フランソワーズ・ブリオン)から最高のもてなしで歓迎されるが、彼は人格者である彼らを毛嫌いしていた。イザベルより一足先に実家を抜け出したブリューは、誕生日のパーティが開かれるゴルフ場のそばのホテルに、イザベルの昔の恋人アラン(グザヴィエ・ドリュック)を招く。イザベルは、婚約者のリオ(ファニー・バスティアン)とやって来たアランの姿に驚くが、同時に彼を求めている自分の心に当惑するのだった。ブリュノは、そんなイザベルを口汚くののしったかと思うと、アランにはイザベルを抱くように忠告したり、またリオを誘惑したりする。こうして、ブリュノの意図さえ明らかではない思惑の中で、4人はそれぞれだましあい、翻弄しあい、心のかけひきを繰り返してゆく。そして結局イザベルとブリュノは、改めてふたりの道を歩き始めるのである。
キャスト
アン・ジゼル・グラス
ファニー・バスティアン
グザヴィエ・ドリュック
Frangoise Brion
アンリ・ヴィルロジュー
Anne Marie Maille
シャルロット・ゲンズブール
マリー・ルース・フェルバー
スタッフ
監督、脚本
ジャック・ドワイヨン
脚本
ジャン=フランソワ・ゴイエ
製作
ジャン・ルイ・ポーチェ
製作総指揮
マラン・カルミッツ
撮影
ウィリアム・ルブシャンスキー
音楽
フィリップ・サルド
編集
ノエル・ボワソン
字幕
柴田香代子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- La Tentation d'Isabelle
- 製作年
- 1985年
- 製作国
- フランス スイス
- 配給
- にっかつ
- 初公開日
- 1990年2月3日
- 製作会社
- MK2プロ=フィルムA2=ストラダ・フィルムズ=テレビジョン・スイス・ロマンド
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