レグーラ・ビル
Helga Hopfner/Hure
妻を殺そうとするある男の姿を、ブラックユーモアを交えて描くサスペンス映画。監督・脚本は本作品がデビューとなるミハエル・ショッテンベルク、共同脚本はミハエル・ホロヴィッツ、撮影はヴァルター・キントラー、音楽はエーリッヒ・クラインシュースターが担当。出演はレグーラ・ビル、ゲルハルト・ツェーマンほか。
田舎町のガソリンスタンドの主人ハインツ(ゲルハルト・ツェーマン)は、商売がうまく行っておらず、妻ヘルガ(レグーラ・ビル)にも愛想をつかされていた。ヘルガは浮気とダンスにしか興味を持たず、ハインツは爬虫類の飼育に、日頃のうっぷんを晴らしていた。ある日ハインツは、ヘルガにそっくりの娼婦(R・ビル=二役)と出会い、妻を殺そうと完全犯罪をもくろみ、自動車事故を装った殺人を実行する。ハインツは娼婦と共に、ペルーのカラカスに高飛びしようとするが、映画館爆破のアリバイ工作がばれ警察に逮捕され、娼婦はひとり、カラカスへ大金を持ち逃げするのだった。
Helga Hopfner/Hure
Heinz Hopfner
Trucker
Kasseuse
Mag. Kraulander
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