クラウス・キンスキー
Francisco Manoel da Silva
19世紀初頭、山賊からアフリカ総督にまで成り上がったひとりの男の半生を描いた伝記ドラマ。製作はルッキ・シュティペティック。ブルース・チャトウィンの原作を基に、監督・脚本は「緑のアリの夢見るところ」のヴェルナー・ヘルツォーク、撮影はヴィクトール・ルウィッカ、音楽はポポル・ヴーが担当。出演はクラウス・キンスキー、キング・アンパウほか。
19世紀初頭のブラジル。自らを“コブラ・ヴェルデ”と名乗る山賊のフランシスコ・マヌエル(クラウス・キンスキー)は、農園の奴隷監督として働いていたが、そこの主人クーチ(ホセ・レーゴイ)の娘に手を出してしまい、主人から奴隷商人としてアフリカのダオメーへ行くことを命じられる。野心からそれを承諾したコブラ・ヴェルデは、そこで戦争資金の調達に追われる王タカパリ(キング・アンパウ)と協力関係を築くが、戦争が終結するや王は彼を殺そうとする。そんな彼を救ったのは、革命を起こした王の甥カペン王子で、王子を助け革命を成功させたコブラ・ヴェルデは総督に任命される。ところがそんなある日、ブラジルが奴隷制度の廃止を宣言し、こうしてコブラ・ヴェルデは王子にとっても邪魔な存在になってしまう。そしてイギリスまでが、追放された彼の首に賞金をかけ、ついに逃亡に疲れ果てたコブラ・ヴェルデは、広大な砂浜に倒れ、海に身を任せるのだった。
監督、脚本
原作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
字幕
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