希望の樹:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
希望の樹
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希望の樹

1991年3月9日公開、107分、恋愛
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グルジアの詩人、ゲオルギ・レオニーゼの原作を基に、古い因習に縛られた一組の恋人の悲劇的な愛を描いた作品。監督は「祈り」のテンギス・アブラーゼ、脚本はアブラーゼとレヴァズ・イナニシヴィリの共同、撮影はロメール・アフヴレディアニ、音楽はべジーナ・クヴェルナーゼとヤコヴ・ボボヒーゼが担当。出演はリカ・カヴジャラーゼ、ソソ・ジャチヴリアニほか。2018年8月4日より岩波ホールほか全国順次再上映(配給:ザジフィルムズ)。

ストーリー

革命前のグルジア、コーカサス地方の小さな村にマリタ(リカ・カヴジャラーゼ)という美しい娘がやって来た。彼女はやがて貧しい牧童ゲディア(ソソ・ジャチヴリアニ)と恋に落ちてゆく。平和な村には様々な人々が暮らしていたが、その中でも長老の知恵者、チチコーレ(コテ・ダウシヴィリ)とアナーキストのイオラム(カヒ・カヴサーゼ)の間にはいさかいが絶えなかった。やがて秋が来て、マリタに村一番の金持ちシュテ(ザザ・コレリシヴィリ)との結婚話が持ち上がる。怒ったゲディアはシェテに襲いかかるが、逆に村から出てゆく破目になってしまう。冬、夢想家のエリオズは“希望の樹”を求めて森に入り凍死してしまった。そんなある日、シェテとの愛のない生活に疲れ切ったマリタのもとをゲディアが訪ねてくる。しかし、それが露見し、マリタは村の掟を破ったとして、引き回しの見せしめに合う。そこへ駆けつけたゲディアは何者かに撃たれ、マリタもまた屈辱に耐えかねたようにその後を追って息絶える。その場所には今でも美しい深紅の花が咲いているという。

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作品データ

原題
ნატვრის ხე NATVRIS KHE
製作年
1977年
製作国
ソ連(ジョージア)
配給
日本海映画
初公開日
1991年3月9日
上映時間
107分
製作会社
グルジア・フィルム
ジャンル
恋愛


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