ジェラール・クライン
Disel
フランスで活躍するアメリカ人監督ロバート・クレイマー(ヴィム・ヴェンダースの「ことの次第」の脚本家でもある)のSFアクション。近未来都市での権力者に対する反逆というモティーフを、凝ったセットと小気味いいアクションで描き出している。
放射能で汚染された地上を逃れて作られた地下の人工都市。快楽の館の娼婦アンナ(アニエス・ソラル)は、ある日殺人事件を目撃、その証言がもとで地上に追放される。一旦は殺し屋たちに追われて都市に連れ戻されるアンナだったが、仲間となった元殺し屋のディーゼル(ジェラール・クラン)に救出される。