シルヴィア・ラモ
キャロル
20歳を過ぎた看護婦が高級コールガールへと転落してゆく姿を描く。ヒロイン役のシルヴィア・ラモは、モデル出身で、彼女のためにこの作品の脚本が書き下ろされたというだけあって、様々な男たちとのセックス・シーンでその豊満な肉体を惜しげもなく披露している。
両親と妹の四人暮らしのキャロル(シルヴィア・ラモ)は、看護婦として平凡に人生を過ごして来たが、ある日女友達にそそのかされ、高級売春クラブに足を踏み入れる。次々と男に躰をまかせ、パリはおろか世界中を飛び回る彼女は、簡単に大金を手に入れることで有頂天になるが、やがて真の愛を求め街を彷徨うことになる。
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