ジェラルド・マンゼッティ
クリス
大都会の夜。新進ロック・ミュージシャンのクリス(ジェラルド・マンゼッティ)は、向かいのアパートで若いカップルが激しいセックスをしているのを目撃。突如、男が押し入り若い男を刺殺する。クリスはあわててアパートに駆けつけると、アパートの持主の政府高官スタンが丁寧に応対した。そして彼の妻エヴァ(ダリア・ディ・ラザーロ)と息子ルーカスはさっきまでセックスをしていた二人だった。その後、クリスはエヴァをつけ、劇場で肉体をむさぼった。以後二人は愛欲に溺れていく。スタンはホモで、ルーカスは妻子だが実はその相手、エヴァはその関係をごまかすために結婚したという。エヴァはルーカスとスタンを殺し、クリスにアリバイ工作を頼むのだが……。
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