監督、脚本、原案、編集
1986年12月、パリで死去したアンドレイ・タルコフスキー監督の遺作「サクリファイス」の製作過程を追うとともに、インタビュー・フィルムを交えて、タルコフスキー映画の本質に迫ったドキュメンタリー。演技はもとより美術、衣装、セット、カメラ・アングルまですべてに細心の注意を払う現場のタルコフスキーを捉えながら、本編からのクリップ、タルコフスキー著『映像のポエジア』から引用した言葉を加えて、その映像哲学を定着させた。さらに病気や、主人公の家が燃えあがるシーンのハプニングなど撮影上のトラブル、病床から色彩処理を指示する姿など、様々な困難と闘うタルコフスキーの人間像にも迫る。監督は、「サクリファイス」に編集・助監督として参加、本作で監督デビューを果たしたミハウ・レシチロフスキー。著書からのナレーション朗読をエルランド・ヨセフソンが担当。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
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作品データ
- 原題
- Regi Andrej Tarkovskij
- 製作年
- 1988年
- 製作国
- スウェーデン
- 配給
- ケイブルホーグ
- 初公開日
- 1989年3月18日
- 製作会社
- スウェーデン映画協会
- ジャンル
- ドキュメンタリー
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