アイシャ・ダカール
マニカ
1930年代にインドで起きた実話を元にして作られた、輪廻転生をめぐる不思議な少女の物語。
インド洋に面した小さな村に住む十歳の少女マニカ(アイシャ・ダカール)は、ある日、自分はネパールで幸福に結婚していた女性の生まれ変わりだと知り、両親や学校の教師ダニエル神父(ジュリアン・サンズ)の説得を振り切ってネパールへ家出する。後を追いかけたダニエルは、マニカの前世の記憶が全て正しいことを見せられ、カトリックの教義に反する輪廻転生に共感を覚えて悩んだ末、宗教の枠を越えた悟りを求め始める。
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