女はコリゴリ
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女はコリゴリ

1933年公開
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「レヴュー艦隊」「風の接吻」のチャールズ・ラグルズが主演する映画で、ハンプトン・デル・ルースが自作の物語をジョージ・ローズナーと共同脚色し「密林の王者」のH・ブルース・ハンバーストーンが監督に当り、「水兵さんはお人好し」のチャールズ・エドガー・シェーンバウムが撮影した。ラッグルズを助けて「流行の王様」のヴェリー・ティーズデール、「ナイトクラブの女」のメイヨ・メソット、「世界大洪水」のシドニー・ブラックマー、「メリケン万歳爆走の巻」のフィリス・バリー等が出演している。

ストーリー

若い富豪チェスター・ハミルトンは妻サンドラに法定の扶助料の半額をしか支払えなかったと云う理由で州刑務所の中にある「扶助料倶楽部」にブチ込まれた。一策を案じたチェスターは自分の支配する会社の株を下落させて破産を粧わんと秘書のドロシーと計劃して旨く効を奏するが、一方チェスターの召使グロッグスは以前の妻ローラに同じく扶助料を払う為めにその株に投資して見事失敗し刑務所に入れられた。そこでグロッグスに同情したチェスターは彼に金を与えて出獄せしめ、グロッグスは意気揚々とカリフォルニアへ遊びに出掛けた。其処で彼はフィリスと云う金持目当ての遊び女に会い、その前を繕う為めに有名な狩猟家オスワルド卿と名乗った。軈て彼女と結婚の約束が出来たグロッグスがチェスターの許へ帰って見ると、意外にもフィリスがチェスターと結婚式を挙げているのだった。驚いたグロッグスは一部始終をチェスターに話し、思案に余ったチェスターは此の問題の解決を友人で新聞記者のブルックスに一任する。ブルックスはチェスターが破産した様にみせかけたので嫌気がさしたフィリスはチェスターと離婚し、グロッグスをオスワルド卿と信じている彼女はグロッグスと結婚することにした。愈々結婚式の日にサンドラがグロッグスの素性をバラすので驚いたフィリスは卒倒し、この結婚は解消して了った。(千鳥興業社輸入)

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作品データ

原題
Goodbye Love
製作年
1933年
製作国
アメリカ
初公開日
1933年
製作会社
RKOラジオ映画


[c]キネマ旬報社