ブライアント・ウィークス
Bix
実在した天才コルネット奏者ビックス・バイダーベックの半生を描いた伝記映画。監督は「モーツァルト／青春の日々」のプピ・アヴァティ、製作はアヴァティの兄アントニオ・アヴァティ、撮影は「モーツァルト／青春の日々」のパスクァーレ・ラキーニ、音楽監修は「コットンクラブ」のボブ・ウィルバーが担当。
ストーリー
1931年、天才的コルネット奏者ビックス（ブライアント・ウィークス）の死から2カ月後、彼の兄バーニー（マーク・コルヴァー）がニューヨークにやってくる。彼は、ビックスが生前、結婚相手として家族に送ってきた写真の少女を捜し出そうとしていた。ビックスの友人だったジョー（エミール・レヴィゼッティ）は、その少女、機械工のイタリア娘ライザ（サリー・グロス）を見つけ出す。ライザを説得して一緒にダヴェンポート行きの汽車に乗ったジョーは、彼女が1度もビックスに会ったことがないという話を聞き、ビックスについて語り始める…。1924年、ビックスとジョーは初めて出会った。ビックスは譜面が読めなかったが、その耳とアレンジの才能はずば抜けていた。学生時代にコルネットを始めた彼はやがてバンドを結成、ニューヨークで成功をおさめる。しかし、ビックスの両親は決してそれを認めず、さらに仲間の死も災いして、ビックスは深い孤独の中で酒に溺れていく。アル中になり、退院と入院の繰り返し。うちひしがれた彼は、長い間拒み続けてきた家族に許しを乞う想いを込めて、美しいピアノ曲をレコードに吹き込み、故郷へ送った。そして、ジョーと一緒に行った写真館で1枚の少女の写真を買い、家族のもとへ送った。その写真の少女がライザだったのだ。ビックスが死んだのは、それから数日後だった…。ダヴェンポートで、迎えに来ていたビックスの母と抱き合うライザ。ビックスが愛用していたピアノの上には、家族とビックスの写真、そしてライザの写真が飾られているのだった
キャスト
Ray Edelstein
Bismark
Julia Ewing
Aggie
マーク・コルヴァー
Burnie
Barbara Wilder
Marie_Louise
エミール・レヴィゼッティ
Joe_Venuti
サリー・グロス
Lisa
Romano Luccio Orzari
Hoagy_Carmichael
Matthew Buzzell
Don_Murray
Marc Sovei
Frankie_Trumbauer
Michael T. Henderson
Pee_Wee_Russell
Timothy L. Williams
Esten
Debbon Ayer
Vera_Cox
Darrell Bishop
Andy_Secrest
Curtis N. Wollan
Paul_Whiteman
スタッフ
監督、脚本
プピ・アヴァティ
脚本、製作
アントニオ・アヴァティ
脚本
Lino Patruno
撮影
パスクァーレ・ラキーニ
音楽
ボブ・ウィルバー
美術
カルロ・シーミ
美術
Raffaele De Luca
編集
アメデオ・サルファ
衣装デザイン
Graziella Virgili
録音
Chot Gunter
字幕
松岡葉子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社
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