浅見美那
田村由美
初夜までは手を出そうとしないフィアンセにイラ立ち反対にレイプしてしまう女を描く。丸茂ジュンの原作の映画化で、脚本は「女帝(1983)」の桂千穂、監督は「春情夢」の西村昭五郎、撮影は「ニセ未亡人 いちじく白書」の杉本一海がそれぞれ担当。
配信で観る
ストーリー
ポルノ小説の出版社に勤める由美には、真一という同社のフィアンセがいるが、彼は結婚までは手を出そうとしない。イライラする由美は、カフェ・バーで過去の男たちに思いを馳せた。最初の男は、大学のゴルフ部の先輩の涼二で、グリーンで強引に犯された。それ以来、彼とは何回か関係を結ぶが、クラスメートの美樹と婚約していることを知り別れてしまう。次はイラストレーターの次郎で、彼も仕事が忙しくなるにつれて別れてしまう。三人目は外国のポルノ小説の翻訳家だ。由美は真一のマンションに行くと、何と彼は商売女を連れ込んで体を重ねていた。欲求不満を解消していたのだ。部屋を出て公園に行った由美は、和服の女が少年をベンチに寝かせ、下腹部のヘアーを悌っているのを目撃する。今、マスコミを賑わす童貞狩りの女だ。そして、その女は由美の小唄の師匠の潤子だった。由美は潤子に悩みを打ちあける。二人は真一のマンションに行くと、潤子はクロロフォルムで彼を眠らせてしまう。手なれた動きだ。長襦袢になった潤子は真一の萎えた一モツを口に含むと、それは見る見る大きくなった。屹立した一モツに由美は腰を沈めていく。一週間後、由美と真一は教会で結婚式を挙げる。ハイヤーの中で「今、お師匠さん、北海道に旅行中なの」と由実は真一に話した。後日後の新聞には〈痴女、ススキノに出現。十六歳の少年が犠牲者に……〉と出ていた。
キャスト
丸茂ジュン
篠塚潤子
よしのまこと
村川美樹
山路和弘
高浜次郎
田山涼成
富原真一
石川慎二
森山涼二
水月円
夏江
山田克朗
吉岡
木島一郎
編集長
草薙良一
バーテン
杉田広志
昌也
谷口直也
バーの男子学生Ａ
藤井利隆
バーの男子学生Ｂ
木村朝美
バーの女子学生Ａ
藤田素子
バーの女子学生Ｂ
桐山栄寿
地下鉄の青年
白山英雄
バーの中年男
森みどり
おもやの奥さん
服部裕行
犯される高校生
スタッフ
監督
西村昭五郎
脚本
桂千穂
原作
丸茂ジュン
撮影
杉本一海
美術
渡辺平八郎
編集
山田真司
照明
内田勝成
録音
福島信雅
助監督
北村武司
企画
小松裕司
プロデューサー
秋山みよ
選曲
山川繁
スチール
井本俊康
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 1984年
- 製作国
- 日本
- 配給
- にっかつ
- 初公開日
- 1984年6月15日
- 上映時間
- 67分
- 製作会社
- にっかつ
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
