妹尾青洸
剣流星
地球征服を狙う帝王ゴッドネロスに敢然と挑むメタルダーの活躍を描く。原作は八手三郎、脚本は「北斗の拳」の高久進、監督は富田義治、撮影は工藤矩雄がそれぞれ担当。「東映まんがまつり」の1本として公開。
ネロス帝国の帝王ゴッドネロスが重病で倒れた。そして「メタルダーを倒した者に帝国を譲る」とのメッセージが出された。こうしてネロス帝国の本格的なメタルダー狩りが始まった。その頃、剣流星=メタルダーは女性カメラマンの仰木舞と束の間の平和を楽しんでいたがネロス軍団に襲われた。大爆撃の中、無事、大包囲網を脱出。ヨロイ軍団クールギンは、部下の中の精鋭、タグスキーとタグスロン兄弟コンビを送り出した。ネロス軍団の興亡を託されたタグ兄弟の執拗な攻撃に、さしものメタルダーも苦戦するが、仏像の型から啓示を受けた新・必殺拳が炊裂、見事に破るのだった。