樹ますみ
宇佐見由佳
共同生活をする二人の若い女性の友情と恋愛を描く。脚本は「檻の中の欲しがる女たち」の加藤正人が執筆。監督は「小林ひとみの本性」の廣木隆一、撮影は藤石修がそれぞれ担当。
空間デザイナーの由佳は不動産屋の事務員・美沙子と海の見えるロフトで共同生活をすることになった。由佳はデザイナーの寺沢光一に師事していたが、彼は由佳の処女を捧げた相手でもあった。ある日、由佳は仕事で観葉植物を育てている飯野と知り合い、魅かれるものを感じた。美沙子は家庭のある吉田と不倫していたが、なぜか連絡がとれなくなった。やけになった美沙子はバーの従業員・健治と寝るが、その彼女の舞から恨らまれナイフで刺されそうになる。実は吉田は妻と離婚するために動いていたのだった。由佳は自分をいいように利用する寺沢に愛想がつき、別れを告げた。そして、飯野の温室で二人は唇を重ねるのだった。やがてルームメイトの由佳と美沙子にも友情が芽ばえていた。
監督
脚本
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画
プロデューサー
プロデューサー
選曲
スチール
製作協力
[c]キネマ旬報社