吉永小百合
与謝野晶子
大正時代、愛に芸術に社会運動に情熱を燃やした人々の姿を描く。永畑道子原作の小説『華の乱』『夢のかけ橋』の映画化で、脚本は「必殺4 恨みはらします」の深作欣二、「紫式部 源氏物語」の筒井ともみ、「ウェルター」の神波史男が共同で執筆。監督は深作、撮影は「花園の迷宮」の木村大作がそれぞれ担当。
晶子は若き日に親兄弟を捨てて歌の師である与謝野寛と結ばれた。大正12年、晶子も39歳になり、11人の子持ち。夫はウツ病がひどかった。晶子は「明星」に発表した詩が称賛とともに非難を浴び、世間に知られるところとなった。そんな時作家の有島武郎と知り合い、ときめきを覚えた晶子は家族ぐるみのつき合いをするようになった。有島にはいつも美人の雑誌記者・波多野氏がついていた。ある日夫が郷里で選挙に立候補して落選、そのままかつての恋人・登美子と暮らすようになった。晶子は子供達を気にかけながらも有島の北海道行きに同行。晶子は有島に愛を告げたが、帰宅すると病気のまま放ったらかしにされた子供たちから非難された。それから数日後、有島は秋子と心中した。秋子から晶子への遺書にはふたりの心情が記されていた。有島は秋子を愛し互いに死を約束していたが、晶子と会ったことで生と死の間をさ迷っていたのだった。
与謝野晶子
有島武郎
波多野秋子
伊藤野枝
山川登美子
林滝野
深尾奈津子
有島の母
きよ
足立
山川
北原白秋
石川啄木
増田雅子
玉野花子
松井須磨子
与謝野繁
与謝野七重
与謝野八重
与謝野英
与謝野悟
与謝野弥生
与謝野皐月
有島光郎
有島敏郎
沢田正二郎
和田久太郎
島村抱月
波多野春房
大杉栄
与謝野寛
監督、脚本
脚本
脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画
企画
プロデューサー
プロデューサー
音楽プロデューサー
挿入歌
スチール
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