三國連太郎
千利休
織田信長、そして豊臣秀吉に茶頭として仕えた千利休の生涯を描く。野上彌生子原作の小説『秀吉と利休』の映画化で、脚本・監督は「アントニー・ガウディー」の勅使河原宏、共同脚本は赤瀬川原平、撮影は「226」の森田富士郎がそれぞれ担当。
天正10年、利休は茶頭として信長に仕えていたが、6月の本能寺の変で信長は明智光秀に殺された。数年後利休は信長の後継者として力を伸ばしてきた秀吉の茶頭となった。利休は茶の湯を通して全国の武将を魅了し、わびの極致と言われる京都・山崎の待庵など贅の限りを尽くし自分の世界を築いていった。しかし、石田三成が台頭してきてから、秀吉と利休の関係が狂い始めた。まず利休の愛弟子でかつて秀吉の逆鱗に触れて所払いになった宗二が殺された。さらに三成は秀吉に「利休が朝鮮出兵に疑義を抱いている」ともちかけた。利休は茶室で秀吉と顔を合わせたが、朝鮮出兵に口を出したため、ますます秀吉を怒らせてしまった。利休は京を退き、堺屋敷内に閉居するよう命じられた。秀吉の正妻、北政所・ゆらから利休の妻・りきに便りが届き、詫びれば自分からも許しを乞うとあった。しかし、りきからゆらへの便りには丁重な礼の言葉があるだけで、秀吉はさらに腹をたて、利休に切腹を命じたのだった。
千利休
りき
織田信長
徳川家康
大納言秀長
北政所
大政所
茶々
お亀
石由三成
古田織部
細川忠興
古渓和尚
鳥飼彌兵衛
ちか
おまん
由利
三輪
勢以
長谷川等伯
玄白
正親町天皇
誠仁親王
和仁親王
ステハノ
喜作
高山右近
今井宗久
長次郎
鳴海
光青
前田玄以
村上刑部
津田宗及
ゆら
フロイス
コエリュ
山上宗二
豊臣秀吉
監督、脚本、企画
脚本
原作
製作
製作
製作
製作補
製作補
製作総指揮
撮影
音楽
美術
美術
編集
衣装デザイン
照明
録音
助監督
企画協力
プロデューサー
プロデューサー
装飾監修
建造物監修
スチール
製作顧問
製作顧問
茶道具監修
茶の湯構成
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