監督、構成
統一社プロとは、韓国民主回復統一促進国民会議(略称・韓民統)の日本本部傘下で三年前に結成された映画集団・韓民統プロの後身である。「告発」の製作・構成を担当した53歳の金慶植は、このプロダクションで「統一の炎」シリーズ四本と「尹伊桑在日レポート」--計五本の記録映画(いずれも朝鮮語版・近いうちに日本語のスーパーを入れて公開される予定)を撮っている。岡本愛彦は、金慶植の友人。「告発」は、無実にもかかわらず、反共法・国家保安法などに違反するとして韓国内で逮捕拘留され、拷問の末死刑の判決をうけている在日韓国人のいわゆる「政治犯」救援を目的として、事件の関係者の心情と、事件の真相を描いた記録映画である。(16ミリ)
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。