大山のぶ代
ドラえもん
漫画やテレビアニメで子供たちに圧倒的な人気キャラクターとなった、藤子不二雄原作の“ドラえもん”の映画化。脚本は藤子不二雄と松岡清治の共同執筆、監督は福富博、撮影は三沢勝治がそれぞれ担当。
スネ夫のパパのアメリカ土産「恐竜のツメの化石」を見せてもらえなかったのび太は本物の恐竜を見つけると宣言、やむなく、のび太は化石発掘を始め、悪戦苦闘の末、化石らしき物を見つけた。ドラえもんのタイム風呂敷にかぶせて一億年前の姿に戻すと、これが巨大なタマゴ。それから毎日、のび太はふとんの中でそれ抱いて寝た。ある朝、タマゴからかわいらしい恐竜が誕生した。白亜紀の日本近海にいたフタバスズキ竜である。ドラえもんとのび太はこの恐竜をピー助と名づけて育てるが、大きく成長しすぎて、大騒ぎとなり、やむなく一億年前の日本近海に戻すことにした。ところが間違えて同じ白亜紀でも、北米大陸に置いてきてしまったためピー助は種族の違う恐竜にいじめられており、ドラえもんとのび太は、スネ夫、ジャイアン、しずかたちと一緒に、ピー助を日本近海に戻すためにタイムマシンに乗った。ピー助との再会の楽しいひと時も束の間、タイムマシンが故障、一行はタケコプターを頼りにティラノザウルスやプテラノドンの群れの中、苦難の旅を始めるのだった。
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