磯貝恵
三木伴子
一九八〇年のモスクワオリンピックを控えて、日本体育協会、日本バレーボール協会のバックアップを得て、ソ連と東映が共同製作したもので、世界女子バレー界で宿命のライバルといわれる日ソ両国選手がモスクワをめざして猛烈な練習に明け暮れる戦いと友情を描く。脚本は「その後の仁義なき戦い」の松田寛夫、Y・ラケルヴァイ、A・ステファソフの共同執筆、監督は「野性の証明」の佐藤純彌、撮影は並木宏之とE・グリドフがそれぞれ担当。
モスクワオリンピックを前にして日ソ両国に新しいヒロインが誕生しつつあった。瀬戸内の小島に育った少女・三木伴子とモスクワのシベリアッ子チームのターニアは、きたるべき対決の日を目指して、猛練習に明け暮れていた。伴子は白血病で母を失った沈む気持を奮いたたせ、吉岡監督とともに名門アキツ産業に入社する。そして強化委員長の増田の要請で伴子は全日本へ参加する。ターニアもコーチのカメネッキーとの二人三脚でナショナルチームに参加、伴子の待つ日本にやってきた。伴子は練習中、骨折し、再起を目指して吉岡と懸命のトレーニング。そこへターニアが現われた。国境を越えた友情が日ソの少女の間に芽ばえる。明日からライバルになる二人は両国の名誉を賭けてコートの中に青春の証しを叩きつけるのだ。
三木伴子
高橋須美江
富沢伊代
安藤哲子
尾形泰子
小林裕美
関早苗
五十嵐敬子
志垣順子
黒川俊子
三木イネ
榊原社長
丸本部長
神永医師
日本人通訳
吉岡昇平
増田健三
ターニヤ
カメネッキー
ワーニヤ
サーシヤ
ドヴェルツォフ
スペトラーナ
オーリヤ
全日本ナショナルチーム
全ソ連ナショナルチーム
監督
脚本
脚本
脚本
製作総指揮
製作総指揮
撮影
撮影
音楽
美術
美術
編集
照明
録音
助監督
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
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