ホバート・ボスウォース
Cortez
スペインのコルテス将軍はメキシコへ侵入し城主モンテスマに降服を勧めるべく部将アルヴァラードを遣わしたが、彼は捕らえられて牢へ投じられてしまった。モンテスマの娘テクサはアルヴァラードに想いを寄せコルテスの軍を城中へ導いてアルヴァラードが神の犠牲に捧げられようとしたのを助けさせた。潮のようなスペイン軍はテクサとの約を破って城中に大虐殺を行なった。戦い終わってテクサはアルヴァラードの腕に抱かれていたが、彼女の父母も同胞も1人残らず戦場の露と消えていた。
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