ドリス・デイ
Calamity_Jane
「二人でお茶を」のドリス・デイが主演する色彩ミュージカル。「勇魂よ永遠に」のウィリアム・ジャコブスが1953年に製作した作品で、「宇宙征服」のジェームズ・オハンロンの脚本から「獅子王リチャード」のデイヴィッド・バトラーが監督に当たった。撮影は「コマンド」のウィルフリッド・Ｍ・クライン、音楽は「スタア誕生(1954)」のレイ・ハインドーフである。ドリス・デイ以下、「掠奪された七人の花嫁」のハワード・キール、「謎のモルグ街」のアリン・アン・マクレリー、「長い灰色の線」のフィリップ・ケイリー、「フェザー河の襲撃」のディック・ウェッソン、ポール・ハーヴェイなどが出演する。篇中歌われる歌曲は“The Deadwood Stage”“Secret Love”（アカデミー歌曲賞受賞）“Just Blew in from the Windy City”“A Woman's Touch”“Higher Than a Hawk”“Black Hills of Dakota”である。
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ストーリー
1870年代、デドウッドという小さな町に、厄病神と仇名される射撃のうまいお転婆娘ジェーン（ドリス・デイ）がいた。彼女の親友ワイルド・ビル・ヒコック（ハワード・キール）は、女らしくないジェーンに対し単なる友だちとしてつき合っていた。ジェーンは内心ヒコックを愛していたが、彼が少しも反応を示さないのでギルマーティン中尉に近づいて行った。ジェーンは喜劇劇スターのアデレイド・アダムズを連れて来ると町の人に約束し、シカゴへ行ったが、アダムズの女中ケティ（アリン・アン・マクレリー）を本物とまちがえてしまった。かねて舞台に立ちたいと思っていたケティは、誘われるまま本物になりすまして町に乗りこんで来た。だがウソがばれ、怒った町の人たちはケティの出演する酒場を壊そうとした。ジェーンは、ケティにチャンスを与えるよう一同を説き伏せた。ケティの歌と踊りは素晴らしく、その上ギルマーティン大尉が彼女に参ったので事は面倒になった。しかし、ケティがジェーンに女らしく振舞うことをすすめたので、ジェーンは見違える程美しい娘になり、ヒコックも彼女を見直し、ヒコックとジェーン、ギルマーティンとケティの2組の新夫婦が出来上った。
キャスト
ハワード・キール
Wild_Bill_Hickok
アリン・アン・マクレリー
Katie_Brown
フィリップ・ケイリー
Lt._Gilmartin
ディック・ウェッソン
Francis_Fryer
ポール・ハーヴェイ
Henry_Miller
チャビー・ジョンソン
Rattlesnake
Gail Robbins
Adelaid_Adams
スタッフ
監督
デイヴィッド・バトラー
脚本
ジェームズ・オハンロン
製作
ウィリアム・ジャコブス
撮影
ウィルフリッド・Ｍ・クライン
音楽
サミー・フェイン
音楽監督
レイ・ハインドーフ
美術
ジョン・ベックマン
編集
イレーネ・モーラ
録音
スタンリー・ジョーンズ
録音
チャールズ・デイヴィッド・フォレスト
作詞
Paul Fransic Webster
音楽演奏
ジャック・ドノヒュー
テクニカラー・カラー・コンサルタント
Mitchell G. Kovaleski
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Calamity Jane
- 製作年
- 1953年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- ワーナー・ブラザース日本支社
- 初公開日
- 1955年6月7日
- 上映時間
- 101分
- 製作会社
- WB映画
- ジャンル
- ミュージカル
[c]キネマ旬報社
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