隠し妻:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
隠し妻
隠し妻
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隠し妻

1972年7月19日公開、66分
R15+
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ストーリー

東北の貧しい漁村で育った夕子は、東京に下宿している大学生の恋人和夫を追って上京した。そして、スーパーマーケットの売り子として働く一方、和夫と再会するが、和夫の心はすでに夕子から離れていた。そんな時、テレビ・タレント内藤草太郎と知り合い、和夫に捨てられた淋しさから、また憧れもあり、夕子は全てを捨て草太郎の胸に飛び込んでいった。草太郎にとっては遊びのつもりであったが、夕子の純真さに魅かれ同棲することにした。しかし、その生活とは夕子は誰にも会わず、草太郎の浮気を認め、結婚はしないという、全くの隠し妻の生活であった。しかし、そんな生活も過去の不幸な生活からみれば、夕子にとってはバラ色の生活であった。新婚同様の幸せな生活が続いた。しかし、その生活は長続きはしなかった。草太郎の恋人マキの訪問、そして二人の激しい愛撫。トイレに身を隠して、耐えていた夕子は、とうとう耐え切れず、屋上へ飛び出し、自殺未遂を犯す。この事件が公になり、草太郎は芸能界から締め出されてしまった。やむなくホスト・バーに勤めた草太郎は、脂切った中年女の実業家園山とめに近づいていった。今や、草太郎に全てを賭けた夕子は、草太郎と心中すべく青酸カリを入手、ホスト・バーで、草太郎、とめ、そして自分の飲物に盛る。ところが、青酸カリだと思っていたのが実はただの睡眠薬。夕子は殺人未遂で逮捕されてしまった。この事件で、夕子のひたむきの愛に目醒めた草太郎は、三年間出所する夕子を待ち、夕子と屋台のラーメン屋を開業する。そこには草太郎の愛を得た、若々しい幸せな夕子の姿が見られた。

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作品データ

映倫区分
R15+
製作年
1972年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1972年7月19日
上映時間
66分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社