モンロー・ソールズベリー
Asa_Whipple
鍛冶屋のエイサ・ホイップルはジェスロウ・ホウスの娘ナンスと恋仲であった。ジェスロウは失敗して一文なしとなり、金に目がくれて若き弁護士ルーファス・カウチを婿としようとしたが愛の力は強かった。エイサはナンスと結婚の式を挙げた。これを恨んだルーファスは復讐の時を窺う。時も時村に殺人事件が起こったが、ルーファスは真犯人の告白書を隠し罪をエイサに被せた。彼が獄屋に苦しむ中に父に迫られてナンスは心ならずも夫と離婚の手続きをする。エイサが赦され帰った時は2人の結婚の式が挙げられようとしていた時であった。エイサとルーファスは争ってエイサは狙撃されたが、ルーファスは逃げる途中落馬して死ぬ。やがてエイサの傷は癒えて、ナンスと再び平和な家庭を作るに至った。
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