ジョージ・ブレント
Mike_Jackson
「らせん階段(1946)」「愛の勝利(1939)」のジョージ・ブレントと「銀嶺セレナーデ」「旋風大尉」のリン・バリ、映画初出演の少年俳優ラスティ・タンブリン及びクリーヴランド・インディアンス・チームの現役選手等30名が主演する映画である。ストーリーはハーバート・クラインとジョン・ブライトが書下ろし、ブライトが脚色、クラインが監督し、ジャック・マータが撮影した。助演はトミー・クック、アン・ドーラン、ルイス・ジーン・ハイト等である。
ストーリー
14歳の少年ジョニー・バローズは、父が戦死したので嘆いている間もなく、母のエミリーがカール・ノヴァクと再婚したので、烈しい幻滅を感じる。母は少年の気持ちを傷つけまいと、再婚は便宜のためでカールを愛しているのではないとごま化したが、彼は義父を嫌悪して、何時か街頭児となった。1948年のワールド・シリーズが始まり、ジョニーはインディアンスの球場で、スポーツアナウンサーのマイク・ジャックスンと知り合い、嘘まじりの身上話をすると、同情したマイクは、少年を選手たちに紹介した。マイクは少年の両親に会ったが、先入観があるので少年の父母の気持ちを理解するに至らなかった。翌春インディアンスがテキサスで春季練習を始めると、家出したジョニーは合宿へやって来た。彼はバット・ボーイに雇われて喜んだが、マイクは少年をクリーヴランドの親元へ帰す。腐った少年は、悪童仲間に戻り、窃盗を働き感化院へ入れられた。これを知ったマイクは妻キャサリンと相談して、彼を養子にしようと申し出た。感化院長は少年を調べて、母親が再婚の理由をごま化したことが、ジョニーの心を傷つけたことを知り、マイク夫婦と両親を呼んで、少年はやはり親の元に置くべきだと云い、少年説得の役目をマイクに委ねた。マイクはインディアンスのオーナーのビル・ヴィーク、監督のルウ・ブウドロウ等に協力を求めた。彼等は黒人の新人選手ラリー・ドビーの例を引き、新しい父親カールを理解するように説得した。日頃敬愛している野球選手等の親切な言葉に感動したジョニーは、喜んで両親の元へ帰った。
キャスト
リン・バリ
Katherine_Jackson
ラスティ・タンブリン
Johnny_Barrows
トミー・クック
Dan_Hudson
アン・ドーラン
Emily_Novak
ルイス・ジーン・ハイト
Carl_Novak
K. Elmo Lowe
Dave_Joyce
Johnny Berardino
Mac
The Cleveland Indians Baseball Team
The_Thirty_Godfathers
Bill Veeck
Lou Boudreau
Tris Speaker
ハンク・グリーンバーグ
Bob Feller
Gene Bearden
Satchel Paige
Bob Lemon
Steve Gromek
Joe Gordon
Mickey Vernon
Ken Keltner
Ray Boone
Dale Mitchell
Larry Doby
Bob Kennedy
Jim Hegan
Franklin Lewis
Sportswriter
Gordon Cobbledick
Sportswriter
Ed MacAuley
Sportswriter
Bill Summers
Umpire
Bill Grieve
Umpire
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- The Kid From Cleveland
- 製作年
- 1949年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- セントラル
- 初公開日
- 1950年4月25日
- 上映時間
- 89分
- 製作会社
- リパブリック映画
[c]キネマ旬報社
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