監視装甲車
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監視装甲車

1932年公開
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「ラスカ」のトム・リードが脚本及び台詞を執筆し「聖ジョンソン」のエドワード・カーンが監督し、「母性」のジャクソン・J・ローズが撮影した映画で、主なる出演者は、「暴露戦術」「鉄青年」のロバート・アームストロング、「光に叛く者」「都会の世紀末」のラッセル・ホプトン、「噂の姫君」「殺人犯横行」のライラ・リー、「尖端脚化粧」のジェーン・クライド、アンディー・デヴァイン、、オンスロー・スティーヴンス等である。

ストーリー

パット・ポークとビル・ケネディーは警官訓練所の新入生だった。彼らの教官トムはやさしいところもあるが教練中はなかなか厳格だった。教官はある日、彼らに犯人逮捕の練習をさせた。ビルの相手はクロスキーという同じ新入生の一人だったが、ビルは偶然にもこのクロスキーがリットル・アーニーを首領に載くギャング団の一員であることを知ってしまう。トム教官もこれを聞いて早速クロスキーを取調べるが何の証拠品も見当たらない。そこでひとまず放校処分だけで許していた。六ケ月後、学業を終えたビルとパットは、いよいよ一人前の警官になることになった。お祝いにスウとヴァーノンの二人の娘が彼らのところへ訪ねて来る。ヴァノンは同窓生ピート・ワイレーの愛人でありスウはパットの許嫁だった。しかし間もなくスウはビルが好きになり二人は結婚してしまった。が、そんな問題に関係なくビルとパットの友情は相変わらず続けられた。二人はラジオの装置ある監視自動車隊専属として家畜集散場付近を警戒することとなった。いまでは警部となったトム教官はリットル・アーニーの一味をなんとかして一掃したいと意気込んでいた。ある晩ビルが安拍りの亭主から賄賂をとっているのを見たのでパットは意見をしようとしたが、その時突如出動命令がくだった。殺人事件が起こったのである。だがそこへ着いた時、血気にまかせて現場へ踏み込もうとしたピート・ワイレイは可哀想に犯人の弾丸に当たってしまう。パットも続いて危なかったがビルの一撃が犯人を朴して彼は無事なるを得た。ヴァーノンは愛人ビートの死に狂わんばかりだった。スウもビルの身の上を心配した。その頃丁度スウは出産間近であったため産院へ赴いた。ビルも妻の初産が気がかりなので産院へ行こうとしていた。ところがリットル・アーニー一派が家畜集散場の金庫を狙って仕事を始めたとの情報が入ったのでビルとパットは出動を命ぜられた。先発のトム警部の一隊はギャングの仕事を妨害しようとして射撃される。駆けつけたパットとビルは虫の息になっているトムを発見する。トムはギャングから賄賂をとっていたことを告白した。やがて葬い合戦が開かれクロフスキーのためビルはやられるがパットはその仇を討った。しかも夫の死を知らぬスウは産院に於いて赤ん坊を生み落とした。赤ん坊は無心に泣いていた。それは人生の皮肉な一面だった。

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作品データ

原題
Radio Patrol
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル
初公開日
1932年


[c]キネマ旬報社