モント・ブルー
Wally_Griggs
アラン・ドワン氏がカール・クロウスン氏の原作を自ら脚色及び監督した作品でウォリー・グリッグスと云う内気な銀行員の生活を描いたものである。この映画をして傑作となさしめた要素は、筋に流れる人間味である。平凡な生活の細部に渉る描写が興味深いものであるという。主役は「エヴリー・ウーマン」「女優と兵士」主演のモント・ブルー氏で、対手は新顔のジャクリーン・ローガン嬢である。「ロマンス、ユーモア及び悲哀に満ちた物語で、ドワン氏の優れた技術を充分に窺うことができる」とは米誌の評である。非表 L0005 M1921 O1922
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