陽気な渡り鳥:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
陽気な渡り鳥
陽気な渡り鳥
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陽気な渡り鳥

1952年1月3日公開、83分、恋愛
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製作は「命美わし」の小出孝。「天使も夢を見る」の伏見晁が雑誌「ロマンス」に掲載の自作原作より脚色し、「夢多き頃」の佐々木康が監督に当たっている。撮影は「あの丘越えて」の厚田雄春。配役は「あの丘越えて」の美空ひばり、「命美わし」の淡島千景と桂木洋子。「大江戸五人男」の高橋貞二、その他大船専属の助演陣である。

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ストーリー

ある港町の船大工金之助の養子みどりは生まれつき唄が上手だった。母に死なれ、父は出征したきり消息不明で、孤児のみどりは金之助夫婦に貰われたが、まもなく夫婦の間には赤ん坊が出来たため、邪魔者扱いにされていた。町へ女剣劇一座が来たとき、女奇術師勝玉斎晴江に親切にされたのが忘れられず、そのまま一座について巡業についてまわることになった。唄のうまいみどりは、人気者になって得意の唄で人気を呼び、一座の人々にも可愛がられたが、座長の吉澤だけはみどりを目の敵にしていじめた。その吉澤は久保田という恋人のあるのを承知で晴江に片思いしていたが、みどりの邪魔で仲々思いを果たすことが出来ないからだった。やがてこれもみどりのために久保田をやつけようとしていた奸計がばれて、吉澤は光代という一座の女と有金を持ってドロンをしてしまう。が、それからはかえってみんなほがらかになり、みどりを一枚看板にして東京へ進出した。みどりが人気者になったと知ると、実父だと名乗る偽者が現れたり、養父金之助が慾得ずくで迎えに来たりしたが、結局みどりを小さい時から世話してくれた保育園の杉野先生の手びきで、アンタサン島から生還した実父政治にめぐり合うことが出来た。それからは巡業のトラックの上で父の膝に抱かれて行くみどりの幸福そうな顔がみられるようになった。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1952年1月3日
上映時間
83分
製作会社
松竹大船
ジャンル
恋愛


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