猿飛佐助(1955):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
猿飛佐助(1955)
猿飛佐助(1955)
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猿飛佐助(1955)

1955年5月3日公開、97分、時代劇
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「ジャズ娘乾杯!」の井上梅次と「混血児」の西沢裕が共同で執筆した脚本を井上梅次が監督する。撮影は「緑はるかに」の柿田勇。出演者は「愛のお荷物」のフランキー堺、「スラバヤ殿下」の市村俊幸、有島一郎、内海突破、「めくら狼(1955)」の永島道太郎、「お笑い捕物帖 八ッあん初手柄」の三木のり平のほかに雨宮節子、遠山幸子、広岡三栄子、千葉信男、山田周平など。

ストーリー

腕自慢で色事師の猿飛佐助と清海入道は松平藩募兵隊長滋野蛸十郎に志願をすすめられたが断った。才色兼備の噂の高い郷土の息女かめ女の婿選びの会に二人は出掛けたが、噂と違ってかめ女が醜女なので逃げ帰りやむなく募兵に志願した。兵隊になった二人は早速美しい飯たき女あざみに夢中になった。二人が人質の白菊姫の行列の警護役を命ぜられた時、一団の怪盗に襲われたが二人の活躍で事なきを得た。その夜、姫は父が豊臣方の大名なので大阪城の絵図面を持っていると思われ、それを強要されていることを二人に語り、簪を与えた。二人が姫の許から帰ると、あざみは酒を振舞い喜んだ二人を酔いつぶして山塞へ運ばせた。あざみは図面を狙う山賊の副頭目だったのである。図面を出せと迫られた二人は偽の図面を渡して逃れたが見破られて追われ、佐助は谷底へ落ちた。佐助は閻魔大王を賭でごまかして下界へ帰り、信州の山奥に住む狼人戸沢白雲斎の許へ身を寄せた。白雲斎は佐助を自分の極めた甲賀流忍術の後継者と決め、佐助は修業に励んだ。ある日白菊姫の侍女松乃が姫の危急を知らせ、佐助は出遇った清海、真田大助の一行と共に姫を救出した。姫は父白雲斎を訪ねる途中であり、大助は父幸村の命で図面を取りに白雲斎を訪ねていた。佐助の簪の中に隠されていた図面は大助に渡されたが、忍術使に盗まれた。白雲斎の推察で山賊の山塞に乗り込み図面を取り返したが、白雲斎は何者かに殺された。大助一行と姫は幸村の城に向い、佐助はその後を追った。

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作品データ

原題
Sasuke,The Magician
製作年
1955年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1955年5月3日
上映時間
97分
製作会社
日活
ジャンル
時代劇


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