志津野一平 浴槽の死美人
志津野一平 浴槽の死美人
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志津野一平 浴槽の死美人

1956年4月11日公開、79分、サスペンス・ミステリー
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「銀座二十四帖」の柳沢類寿が自作のNHKテレビドラマ「黒真珠の秘密」から脚本を書き、「俺は犯人じゃない」の野口博志が監督、「港の乾杯 勝利をわが手に」の藤岡粂信が撮影を担当した。主なる出演者は「港の乾杯 勝利をわが手に」の河津清三郎、「赤ちゃん特急」の高友子、「丹下左膳(1956)」の水島道太郎、「ただひとりの人」の浦島久恵、「俺は犯人じゃない」の広岡三栄子、「極楽剣法」の植村謙二郎など。

ストーリー

名探偵志津野一平は助手の秀子をつれてスキー場に遊びに来たが、足を捻挫してホテルの一室で休んでいるうちに清水君子の訪問を受けた。君子は真珠加工業者清水剛三の娘だが、父が何か危い取引のために来ているらしいので心配だというのだった。二二六号室に夫とともに来ている田島咲子は、一年前、芸者をしていた頃、怪しい男ら一味に、手をふれずに預ってくれと半ば脅迫的に黒真珠を渡されたが、その一年目の期日を明日に控え恐怖におののいていた。黒真珠のいくつかを売ってしまったので殺されるかも知れないと彼女は夫に語った。まもなく一平は浴槽の中で殺されている咲子を見つけた。二二七号室には宮田美子という怪しい女がいたが、彼女は一平の足の手当をしている大塚医師の娘で、医師はグレた娘を正道に戻そうと腐心していた。一平の活躍が始まった。この事件はすべて、このホテルの支配人上田とその一味の起したものであった。上田は美子とも一味であり、彼は咲子から真珠を取上げ、それを買わせようとして清水剛三を呼び寄せていたのである。一平が真珠の在所を探っているうちに、悪人達の間に仲間割れが起った。美子は上田に一千万円出さなければ隠し場所を教えないといった。上田は手下に清水の金を盗み出させ、黒真珠を受取るや、一平をダイナマイトで殺して逃げようとした。美子は父の大塚医師が一平の部屋にいるのを知り急を告げに行こうとしたが間に合わなかった。しかし一平は部屋に投げこまれたダイナマイトをすぐ投げ返した。窓外に起る大爆発。続いて乱闘、拳銃戦が起り、一平達は勝った。

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作品データ

原題
The Bathroom Murder
製作年
1956年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1956年4月11日
上映時間
79分
製作会社
日活
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社