続イカサマ紳士録 おとぼけ放射能
続イカサマ紳士録 おとぼけ放射能
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続イカサマ紳士録 おとぼけ放射能

1956年3月13日公開、43分
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「イカサマ紳士録」のスタッフ・キャストと同様であるが、あらたに「びっくり捕物帖 女いれずみ百万両」のトニー谷、「裏町のお転婆娘」の内海突破などが追加出演する。

ストーリー

一同がウラン開発事業でもうけることを夢想し有頂天になっているのを見て六助は権次にその事業の成功率を問いつめた。権次は、ウランはあるにはあるが北海道でも有名な辺ピな土地にあるから、原始林を切り開くだけでも大へんな費用がかかり、事業としては成り立たぬだろうといった。六助開いた口がふさがらなかった。ある日、真佐子の家を訪れた六助は、彼女が刑務所から出て来た夫の富田に会いに神山の酒場に出かけたと知り、案じて後を追った。果して神山は真佐子に毒牙をのばそうとしていた。六助は神山を格闘の末倒した。だが富田が帰って来たことは事実だった。一方、先日の祝賀会に来た商工大臣の代理が有川の仕組んだにせ者であることや、権次のインチキがばれ、金を出した亀造達が騒ぎ出した。六助の倒した神山は当局のお尋ね者だったギャングであることが判り、六助は警察から表彰されることになった。権次達と連れ立って警察に行く途中、一行は富田に会った。富田は権次に会い、お互いにおどろいた。彼等は同じ刑務所仲間で、権次のウラン探しも全くのホラと判ってしまった。六助は腹を立てて二人を殴りつけてしまった。幸いにも皆から集めた金は六助が銀行に預金してあったので無事だった。例の宝くじが六助に当っていないことをどうして真佐子が知っていたのかもやがて明かになった。靴磨きをしていて彼女が拾ったくじが正にその当りくじだったのだ。真佐子はそのくじを交番に届けた。六助は真佐子の心を美しいと思い、その夫の富田のために出来るだけの弁護をしてやる積りになった。だが彼はなんとなく寂しかった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1956年3月13日
上映時間
43分
製作会社
東宝


[c]キネマ旬報社