体当り殺人狂時代
体当り殺人狂時代
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体当り殺人狂時代

1957年3月3日公開、69分、コメディ
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「純情部隊」の中田竜雄が脚本を書き、「一夜の百万長者」の斎藤寅次郎が監督する人情喜劇。撮影は「海の三等兵」の友成達雄。主なる出演者は「海の三等兵」の大宮デン助、「金語楼純情日記 初恋社長」の清川虹子、「警察官」の池内淳子、「角帽と女子大三人娘」の和田孝、ほかに小倉繁、ジョージ・ルイカー、坊屋三郎など。

ストーリー

女給明美は自分の生んだ黒ン坊の子丈二を奪いに来たボクサーくずれの矢代に逆らって殺される。丈二は丁度、孤児院を脱走母親の部屋にひそんでいていて兇行を目撃する。騒ぎに隣室の寛平が部屋を覗いて驚く。丈二は矢代の手を逃れ、たまたま煙突掃除の善太に救われて彼の掘立小屋にひきとられる。二人は自家製テレビでアラメニア皇帝パイポ三世が来日、息子が日本進駐中に拵えた子供を探していることを知る。善太はマッサージ業の女房お文と喧嘩別居中。娘の京子は寛平と結婚したいが親が別居中ではと善太に帰ってくれるよう頼む。が善太は、お文が頭を下げる迄はと強情をはる。一方、寛平は殺人現場にいたことで嫌疑をうけている。善太と丈二は街で偶然矢代を見かけ逆に居所をつきとめられ、或る夜、二人は小屋ごとトラックで運ばれるが小屋はふり落されこわれてしまう。善太は止むなく丈二と共にお文の家へ帰る。会えばやっぱり夫婦の仲。しかし丈二の世話のことで再び喧嘩。丈二は居たたまれず外へ出るが運悪く矢代一味に捕まる。矢代は丈二を皇帝の所へ連れて行き、札束の代りに外国へ逃がしてくれと頼む。一方、丈二が誘拐されたのを知った善太は一一〇番をかけ、丈二がパイポ皇帝の探している子供だとホシをつけた警察は皇帝の宿舎へ急行する。危機迫るを感じた矢代は丈二を脇に皇帝の部屋に篭ってピストルを構える。警官がためらう時、善太は隣室の煙突を潜って矢代の背後の暖炉へ忍びよる。隙をみて丈二を招き寄せる善太に、気をとられた矢代は手を射たれ取り押えられる。かくて寛平の嫌疑は消え、皇帝と丈二は晴れの対面。善太はアラメニアの最高勲章を受けて事件はめでたく落着した。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年3月3日
上映時間
69分
製作会社
新東宝
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社