ハリー・ケイリー
Cheyenne_Harry
シャイエン・ハリーの母はハリーに拳銃を棄て空拳を以って身を守れと諌めたためハリーは常に武器を帯びないことにした。ロペツとトレーヴィスの2人はハリーの牛を盗んでいたが、ついにハリーのため辛き目に会わせられ、却って深き恨を抱く。スペイン人の娘コンチタがハリーに想いを寄せているのも悪人たちがハリーを悪む原因であった。遂にハリーは彼等の悪企みかかり、殺人の汚名を被せられ死刑を申し渡された。しかし役人は彼の行いを見て母に袂別して来る事を許した。彼が獄へ帰る途中悪人たちが彼の弟の胸に賞金を当てて引立てて行くのを見て、奮然彼は役人の手を逃れ拳銃を握って悪人に復讐する。やがて彼の無罪は証明させてコンチタと結婚することになった。
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