危険なラブレター
危険なラブレター
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危険なラブレター

1959年5月26日公開、48分、コメディ
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「二等兵物語 万事要領の巻」の安田重夫と、元持栄のシナリオを、「弥次喜多民謡道中 奥州街道の巻」のコンビ的井邦雄が監督し、石本秀雄が撮影した人情喜劇。

ストーリー

平和な湖畔の町で郵便集配人をやっている浅田花太郎は、一人娘菜美江と二人で暮していた。菜美江が町の大衆食堂ダイヤモンド軒の一人息子一夫と恋仲になった。だが、一夫を養子にもらおうとした花太郎は、しっかり者のダイヤモンド軒女主人お敏と言葉の行きちがいから大喧嘩となった。そんな時、同じ町の旅館雁の家の息子で、町一番の競艇選手である謙三のもとに、彼に惚れた東京の踊り子ベニ子がやってきた。だが頑固者の雁の家の俊吉は、グラマースタイルのベニ子を見て二人の結婚に猛烈に反対した。ベニ子はダイヤモンド軒に住みこんで、持久態勢に入ることになった。そんな騒ぎのうちに、町の呼びもの競艇レースの日が近づいてきた。町のボス大虎甚八が、謙三に八百長レースを強要してきた。その頃、あくまで一夫と結婚するという菜美江に業をにやした花太郎は、彼女を謙三と結婚させると命令した。これを知ったベニ子は、怒って町中の男全部にラブレターを出して騒ぎを起した。びっくりした謙三は、競艇が終りしだい、ベニ子と結婚することを約束した。やがてレースの当日がやってきた。大虎一味はベニ子を監禁して謙三に八百長を強いた。注目のレースが始まった。その時、菜美江と一夫が、大虎一味からベニ子を救い出しにやってきた。花太郎と中村老巡査もやってきて、大虎の一味は逮捕された。謙三はレースに勝ってベニ子と結ばれ、花太郎も菜美江と一夫の結婚を許した。

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作品データ

製作年
1959年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1959年5月26日
上映時間
48分
製作会社
松竹・京都
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社