シルヴェスター・スタローン
Nick
カントリーのスター歌手がずぶの素人を一人前の歌手に育てあげるという音楽映画。製作はハワード・スミスとマーヴィン・ワース。エグゼクティヴ・プロデューサーはサンディ・ガリンとレイモンド・カッツ。監督は「ポーキーズ」シリーズのボブ・クラーク。75年にラリー・ワイスの書いたヒット曲「ラインストーン・カウボーイ」にヒントを得て、フィル・アルデン・ロビンソンがストーリーを書き、彼とシルヴェスター・スタローンが脚本を執筆した。撮影はティモシー・ギャルファス、音楽はドリー・パートン、編曲・指揮はパートンのレコードのブロデューサーをしているマイク・ポストが担当。出演はスタローン、パートンの他にロン・リーブマン、リチャード・ファーンズワースなど。ドルビー・ステレオ。
ジェイク(ドリー・パートン)はニューヨークのナイトクラブラインストーンの花形スターだった。オーナーのフレディ(ロン・リーブマン)は超ボインのジェイクに言い寄っていた。ジェイクはフリーになりたかったが、フレディは、「2週間でジェイクの代りができる歌手をスカウトするか、素人をスターに育てあげること。もし彼女が負けれぱ、さらに5年間ラインストーンで歌いフレディとメイクラヴすること。勝てばフリーになれる」という賭けを申し出た。彼女のボインに見とれて事故をおこした夕クシー運転手ニック(シルヴェスター・スタローン)を選んで、歌声をテストした。これがひどい音痴。今となっては後にひけず、ジェイクは故郷のテネシーにニックをつれて特訓することにした。ジェイクの父親ノア(リチャード・ファンズワース)は心やさしい西部気質の男で、ニックを大歓迎した。ジェイクのかつての婚約者バーネット(ティム・トマーソン)は、嫉妬してインネンをつけたりする。ジェイクの特訓で、ニックはみちがえるほどうまくなった。ニューヨークに戻ったジェイクは、ニックが浮き足だっているので注意し、ついに喧嘩になる。ラインストーンでの出番がせまったが、ニックはジェイクがいないと落着いて舞台に立てなかった。彼女がフレディのところにいることを知り、馬で駆けつけて彼女を救出する。ラインストーンでニックは歌うが、客はブーイングで迎えた。しかし、客の関心をひきつけることに成功したニックは改めて歌って拍手をもらう。ジェイクもとび出し、デュエットで歌い始めて、大ウケする。ジェイクとニックは熱いキスをかわした。
Nick
Jake
Noah
Freddie
Barnett
Father
Mother
監督
脚本、原作
脚本
原案
指揮、編曲
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
編集
字幕
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