エノケン十八番 らくだの馬さん
エノケン十八番 らくだの馬さん
-

エノケン十八番 らくだの馬さん

1950年3月26日公開、60分、ホラー/時代劇
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    0
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

製作は「頓珍漢桃色騒動」(杉山茂樹と協同)で脚本は「お染久松」(渡邊邦男と協同)の藤田潤一で、監督は「影法師」の大曾根辰夫が当たる。カメラも「影法師」の太田眞一担当。主演は中村是好と「お染久松」の榎本健一で、それにシミキン、折原啓子、志織克子、黒川弥太郎などが出演する。

ストーリー

らくだの馬さんの住んでいる長屋には人のいい久六、手斧目の半次、常盤津師匠文字春などがいる。大家は因業な佐兵衛で、みなに憎まれている。ところで、文字春がある日首をつって死んだ。というのは、半次といい仲だったので、近頃半次にいい女が出来たので、そんなことになったのだ。らくだの馬さんは、久六を使って大家から酒をせしめて文字春のお通夜をやった。文字春の家は前にも浪人、あんま、と次々に自殺した縁起の悪い家で、家賃のたまっている馬さんは、その家に追いやられる。ところが、二、三日して馬さんは河豚にあたって死んでしまう。半次は、文字春のお通夜の時のように大家から酒をせしめようと、久六をつかうが、大家は承知しない。そこで馬さんの死骸を持ち込んで困らせ、とうとう酒をせしめ、お通夜をやって、馬さんを墓にうめる。翌晩、久六のところへ馬さんはじめ四つの幽霊が来て、回向をしてくれと言う。長屋中の者が幽霊にひかれて久六の家へ集まった時、ひょっくり馬さんがやって来て、一同仰天する。馬さんは、墓に入ってから、毒が消えて、生き返ったのだ。翌日、大家も半次も死んだ連中の墓を弔うのだった。再び長屋がくる--。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
1950年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1950年3月26日
上映時間
60分
製作会社
松竹=エノケンプロ
ジャンル
ホラー時代劇


[c]キネマ旬報社