夜の未亡人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夜の未亡人
夜の未亡人
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夜の未亡人

1951年7月20日公開、108分
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製作は「エノケンの天一坊」「雪夫人絵図(1950)」の滝村和男に野坂和馬が協力し、舟橋聖一の原作より「悲歌」の山本嘉次郎が脚色、「麗春花」の島耕二が監督に当り、同じく小原譲治がカメラを担当している。出演者は、「あゝ青春」の高峰三枝子と若原雅夫、「袴だれ保輔」の伊豆肇、「盜まれた恋」の久慈あさみ、その他植村謙二郎、清川虹子、清川荘司などが主な人々である。

ストーリー

柳子は、夫豊一郎の死後かつて毒牙にかけられたことのある桑名コンツェルンの一会社の社長桑名研の後妻となり、研は追放令にかかって隠退後、脳溢血で半身不随となった。研には柳子と同じ年齢の息子新があったが、病床の研は柳子と新との間を嫉妬して不随の身で二階からころげ落ち狭心症を起して急死した。研の死後、柳子は銀座にバアを経営して新の画の勉強を助けていた。そのバアで新は似顔絵を描きながら画の苦学をしている仲西加音子を知って彼女を愛するようになったが、柳子は若い二人の愛情への嫉妬から、加音子をバアの常連で実業家の橋場に近づけ、加音子を橋場の術中に陥らしめた。新はそれを怒って柳子の家を出てしまい、柳子ははじめて自分の犯した失策に気がついた。柳子は若い二人を再び結びつけたいと願って、自らが橋場の犠牲になろうとする。バアテンダーの関は、無言のうちに柳子への限りない愛情を秘めていたが、柳子の決意を知って、ついに橋場を殺傷する。柳子は関の熱情に初めて男の誠実な愛を知り、ひかれて行く関をはげまし、彼の出獄を待つと誓うのだった。

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作品データ

製作年
1951年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1951年7月20日
上映時間
108分
製作会社
新東宝


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