女大学野球狂時代:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女大学野球狂時代
女大学野球狂時代
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女大学野球狂時代

1956年7月26日公開、84分
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男女学生の恋と友清を描く青春明朗喜劇。岡戸嘉外の原案から新納三郎が脚本を書き、「背広さんスカートさん」の小森白が監督、「大学の剣豪 京洛の暴れん坊」の岡戸嘉外が撮影を担当。主な出演者は「暴力の王者」の久保菜穂子、江畑絢子、「思い出月夜」の高島忠夫、池内淳子「怨霊佐倉大騒動」の花岡菊子など。

ストーリー

海と山に囲まれた南国の小都市。J大学の野球部ではN大との定期戦を控え、部長中山先生指導の下、エース河崎を中心に猛練習を続けていた。ところが部員の柴山がおきてを破り在学中に妻帯した件で退部を命ぜられたことから一騒動起きた。薙刀の得意な女子学生のリーダー杉本マリ子は友達を連れて早速、中山先生の処に押しかけ、応援団長の矢淵らと激しい論戦になる。両者は完全な決裂状態。対立を心配した河崎は幼馴染のマリ子に了解を求めるが彼女は頑として妥協しない。ある日、“洗心流薙刀指南”の菊地道場へ、鎖鎌の山田宝来軒が道場破りに現われた。太田組の子分兼、安らと共にわめいている処へ、応援に駈けつけた河崎始め、マリ子、美代、信子の薙刀三羽烏は、たちまち宝来軒一味をけちらしてしまう。対抗試合は近づいたが女子学生が応援団を脱退してしまったので団長始め大困り。ナメラレてたまるかとばかり化物屋敷へ胆試しに出かけた一同は、女子学生のお化に慌てて逃げ出し、面目丸つぶれとなった。名誉挽回のため矢淵はマリ子に果し合いを申込み、菊地道場で立合った二人は河崎の制止も聞かず、にらみ合う。そこに床屋の半吉がとびこんできて、彼の密告で一年前、警察にあげられた熊造が脱獄し、子供の真弓をさらっていったという。鎮守の森にかくれた熊造は真弓の首に鎌を当てて脅すので警官隊も近よれないだが駈けつけた河崎の投石とマリ子の体当りで、さしもの凶悪犯も遂に御用となる。試合の前日、N大のエースである息子洋一を勝たしてくれという太田組社長の依頼を拒絶した河崎は半吉共々軟禁された。だが隙を見た半吉は矢淵へ急報。代って起用された柴山の力投も空しく、九回裏3対0とリードされ二死満塁の時、現われた河崎のホーマーで見事逆転勝。歓呼の中にマリ子と河崎は固く抱き合った。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
初公開日
1956年7月26日
上映時間
84分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社