ミュージシャンとして、また妻であり母であることから、女性の生き方のひとつのモデルとして幅広いファン層に敬愛されている矢野顕子が、一台のピアノだけによるアルバム「SUPER FOLK SONG」をレコーディングしていく緊迫感に満ちた模様を丹念に追い、「それだけでうれしい」と「中央線」の2曲を中心に、その創造の過程をフィルムに収めたドキュメンタリー。監督は「Peach -どんなことをしてほしいのぼくに-」の坂西伊作で、彼は矢野のニューヨークでの生活とコンサートの様子などを紹介したNHK総合の番組『音楽達人倶楽部 矢野顕子 1991』も作った経験から、今回のドキュメンタリーを実現させた(16ミリ=35ミリにブローアップ)。2017年1月6日より、デジタルリマスター版が上映される(配給:ライブ・ビューイング・ジャパン/配給協力:ソニー・ミュージックダイレクト)。
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