監督、脚本、編集
北西ヒマラヤ海抜四二〇〇メートルの山中にある小さな村の生活を描くドキュメンタリー。苛酷な自然の中で生きるチベットの一家族を中心にじっくりとその風俗や習慣を描いたものだが、同時にチベット密教に基づく死と生の概念を『チベットの死者の書』をもとにして映像化したドラマ的な要素もある。結婚式の様子、死者を鳥葬に施すシーン、子供が仏門に入っていくエピソードなど、自然と共に行き、また死んでいく営みが描かれる。語りはビル・ウルフ。九一年山形国際ドキュメンタリー映画祭正式出品作品。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
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