監督
仙台市にある社会福祉法人『ありのまま舎』自立ホームの生活を、一九八六年から四年間に渡って記録したドキュメンタリー。この自立ホームは、自由に生活してみたいと思う障害を背負った人々と社会との接点になることを目指して建設された、日本で初めての民間施設で、筋ジストロフィーをはじめ、重症の脳性麻痺、四肢機能障害など、様々な障害を背負った人々が生活している。彼らの日常生活の様子、ボランティアの人々との交流、そして演劇公演など社会へのアピール等の様子を丹念に追ったもので、劇映画「さよならの日日」(79)、ドキュメンタリー「忘れられた一日」(82)に続いて、製作ありのまま舎=監督、櫻井彰生の共同作業による三本目の作品にあたる。ナレーターは大方斐紗子。16ミリ。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。